乳房再建とは?
乳房再建という言葉はご存知でしょうか?主に乳がん等で乳房を失った方が乳房を取り戻す為の治療です。原理的には豊胸手術と同じ手法で行なわれます。
毎年3万人が乳がんになっているのが現状で、これは決して少ない数字ではありません。乳がんの殆どは乳汁の通る乳管に発症します。乳がんになった場合、基本的には乳房とわきの下のリンパ節を全て切除する手術が行なわれます。乳房の一部を残す場合には、化学療法やホルモン療法などが行なわれるようです。
乳がんは比較的若い人に発症しやすい癌ですから、水着やドレスを着たり、温泉等に出かけるような場合に日常生活が送りやすくなるという点で乳房再建が選択されます。
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乳房再建前 |
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乳房再建後 |
乳房再建の方法
乳房再建にはいくつかの方法があります。美容の為の豊胸手術と異なるのは、術式によっては保険が適用されるという点です。具体的には、自分の組織で再建する場合には保険が適用され、シリコンなどの人工物を使う場合には適用されません。
自家組織での乳房再建
広背筋皮弁法、腹直筋皮弁法などがあります。広背筋皮弁法は、乳房の切除だけでなく大胸筋や脇の下まで切除され、人工物の挿入だけではうまくいかないケースに適応されることが多いようです。実際には、背中には脂肪組織が少ないため、人工物との併用で行なわれることもあります。
腹直筋皮弁法は、お腹の筋肉や脂肪を胸に移植する方法で柔らかく自然なバストが出来ますが、手術自体が大掛かりでリスクも考慮に入れなければいけない治療のようです。それと、お腹の下の辺りに手術の跡が残ってしまいます。 人工物での乳房再建
人工物には、シリコンバッグ、コヒーシブシリコン、生理食塩水バッグ、CMCバッグなどがあります。詳細は豊胸手術と同じですので省きますが、感染や免疫反応による硬化などが起こる可能性があります。 |